
メルカリやヤフオクを利用していると、
- 自分の場合は不用品販売なのか転売なのか分からない
- 古物商許可が必要なのか判断できない
- 不用品を売っているだけなのに許可が必要になるの?
と疑問を持つ方は少なくありません。
実際、古物商許可に関する相談でも、
「不用品販売のつもりだったが、気づいたら転売に近くなっていた」
というケースは珍しくありません。
古物商許可の判断では、売った商品そのものよりも、どのような目的で取得した商品なのかが重要になります。
この記事では、不用品販売と転売の違いに絞って解説します。
結論|購入した目的が境界線になる
不用品販売と転売の違いを一言でいうと、
その商品を何のために取得したか
です。
例えば、
- 自分で使うために購入した物を売る → 不用品販売
- 売るために購入した物を売る → 転売
という考え方になります。
古物商許可が問題になるのは、後者の転売です。
不用品販売とは
自分で使用する目的で購入した物を売る場合
例えば、
- 読み終わった本
- 着なくなった服
- 使わなくなったゲーム
- 買い替えた家電
などです。
購入した時点では、自分で使う目的がありました。
その後不要になったため売却する行為は、一般的な不用品販売です。
コレクション整理も不用品販売に近い
例えば、
- フィギュア
- トレーディングカード
- 鉄道模型
- プラモデル
などを整理するケースです。
高額で売却できたとしても、もともと楽しむために集めていたのであれば転売とは異なります。
引越しや遺品整理による売却
まとめて大量の商品を売る場合でも、
取得目的が転売ではなければ通常は不用品販売として扱われます。
転売とは
売るために商品を購入する
転売の特徴はここです。
例えば、
- ブックオフで仕入れる
- メルカリで安く購入する
- ヤフオクで落札する
そして利益を乗せて販売する場合です。
購入した時点で販売目的があるため、不用品販売とは性質が異なります。
継続的に仕入れを行う
転売では、
- 商品を探す
- 相場を調べる
- 利益計算をする
といった行動が発生します。
これは単なる不用品処分とは大きく異なる点です。
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よくある失敗
「売った回数」で判断してしまう
よく、
- 1回だけなら大丈夫
- 10回以上だと危ない
という話を聞くことがあります。
しかし実際には回数だけでは判断できません。
重要なのは取得目的です。
利益が少ないから問題ないと思う
数百円や数千円の利益しか出ていなくても、
販売目的で仕入れていれば考え方は変わりません。
利益額そのものが境界線ではありません。
不用品販売から転売に変わっていることに気づかない
最初は不用品販売だったとしても、
- 安い商品を探して購入する
- 売れる物を意識して買う
ようになると状況が変わってきます。
この変化に気づいていないケースは少なくありません。
悩むポイント
一度だけ安く買って売った場合
たまたま安く購入した商品を売却するケースがあります。
単発なのか、今後も同じことを続けるのかによって考慮すべき点が変わります。
プレゼントでもらった物を売る場合
自分で購入していなくても、転売目的で取得したわけではありません。
そのため不用品販売に近い考え方になります。
趣味と転売の境界
例えばトレーディングカードやフィギュアは判断に迷いやすい分野です。
趣味として購入しているのか、販売目的で購入しているのかで考え方が変わります。
例えば愛知県内でも、この部分の判断に迷って相談される方は少なくありません。
まとめ
不用品販売と転売の違いは、
商品を取得した目的にあります。
不用品販売は、
- 自分で使うために購入した物
- 趣味で集めた物
- 不要になった物
を売却する行為です。
一方で転売は、
- 売るために購入する
- 利益目的で仕入れる
- 継続的に販売する
という特徴があります。
古物商許可を考える際には、売上額や販売回数ではなく、取得した時点の目的を整理することが大切です。
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次のような場合は、一度確認しておくことをおすすめします。
- 不用品販売だと思っていたが仕入れも行っている
- メルカリ販売が増えてきた
- せどりとの違いが分からない
- 古物商許可が必要か判断できない
実際の相談では、
「最初は家の不用品を売っていただけだったが、最近は売れそうな商品を探して購入するようになった」
というケースがよくあります。
このような場合は、現在の販売方法を整理して確認することが大切です。
私自身、古本やホビー商品のネット販売を行い、古物商許可を取得していた経験があります。
そのため制度の説明だけでなく、販売する側の感覚も踏まえてご相談に対応しています。
いしかわ行政書士事務所では、碧南市・西尾市・高浜市をはじめとした西三河地域の古物商許可申請をサポートしております。
「自分は不用品販売なのか転売なのか分からない」という段階でもお気軽にご相談ください。
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