
運送業許可について調べていると、
「運行管理者が必要です」
という説明を目にすることがあります。
そこで次に出てくるのが、
「運行管理者の資格はどうやって取るの?」
「基礎講習はどこで受ければいいの?」
という疑問ではないでしょうか。
私自身、運送業で働いていた経験がありますが、現場では運行管理者の存在は欠かせません。ドライバーの点呼や労務管理、安全運行のための指導など、会社を支える重要な役割を担っています。
今回は、運行管理者資格の取得を目指す方に向けて、基礎講習の受講方法や予約の流れについて解説します。
まず知っておきたい「基礎講習」とは?
運行管理者になるためには、運行管理者試験に合格する必要があります。
その試験を受験するための方法の一つが「基礎講習」の受講です。
実務経験がない方でも、基礎講習を修了することで運行管理者試験の受験資格を得ることができます。
そのため、
- 将来運送会社を開業したい
- 運送業許可の準備を進めたい
- 運行管理者資格を取得したい
という方にとって、基礎講習は最初の一歩になります。
基礎講習はどこで受けられる?
貨物運送業の運行管理者基礎講習は、主に次のような機関が実施しています。
| 主な講習機関 | 内容 |
|---|---|
| NASVA(ナスバ) | 自動車事故対策機構が実施 |
| その他認定講習機関 | 地域によって開催 |
実際には、NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)の講習を利用する方が多いでしょう。
愛知県内でも定期的に開催されています。
予約はどうやってする?
現在はインターネットから申し込むのが一般的です。
大まかな流れは次のようになります。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | NASVAなどの講習機関のホームページを確認 |
| ② | 希望する会場・日程を選択 |
| ③ | インターネットで申し込み |
| ④ | 受講料を支払う |
| ⑤ | 指定日に受講 |
難しい手続きではありませんが、開催回数には限りがあります。
希望日に受講したい場合は早めの予約がおすすめです。
講習は何日くらい?
基礎講習は通常3日間で行われます。
内容としては、
- 貨物自動車運送事業法
- 道路運送車両法
- 労働基準法
- 安全運行管理
- 事故防止対策
などを学びます。
法律の話も出てきますが、運送会社を経営する立場になれば知っておくべき内容ばかりです。
基礎講習を受けたら終わりではない
ここは勘違いされやすいポイントです。
基礎講習を受講しただけでは運行管理者にはなれません。
流れとしては、
| 流れ |
|---|
| 基礎講習を受講 |
| 運行管理者試験を受験 |
| 試験に合格 |
| 資格者証の交付 |
となります。
つまり、基礎講習はゴールではなくスタートです。
開業を考えているなら早めの受講がおすすめ
運送業許可では運行管理者の確保が必要です。
そのため、
「許可申請が近くなったら資格を取ろう」
と考えていると、試験日程の関係で開業スケジュールが遅れてしまうことがあります。
私が運送業界で働いていた頃も、安全管理や法令遵守の重要性を感じる場面が多くありました。運行管理者は単なる許可要件ではなく、会社の安全運営を支える大切な役割です。
将来的に運送会社の開業を考えている方は、早めに準備を進めておくと安心でしょう。
まとめ
運行管理者の基礎講習は、主にNASVAなどの認定講習機関で受講できます。
実務経験がない方でも、基礎講習を受講することで運行管理者試験の受験資格を得ることが可能です。
運送業許可の取得を目指している方は、
- 基礎講習の受講
- 運行管理者試験の合格
- 許可要件の確認
を計画的に進めていくことをおすすめします。
運送業許可のご相談は、いしかわ行政書士事務所へ
運送業許可では、運行管理者の確保だけでなく、営業所・車庫・車両・資金など様々な要件を満たす必要があります。
いしかわ行政書士事務所では、一般貨物自動車運送事業許可に関するご相談を承っております。
運送業での勤務経験を活かし、現場の実情も踏まえながらサポートいたします。
「運送業を開業したい」
「運行管理者資格の取得を考えている」
「許可取得までの流れを知りたい」
といったご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
愛知県碧南市を拠点に、西三河地域を中心として対応しております。
